一級建築士試験でのハプニング　

先日、７月２８日

一級建築士試験を受けてきました。

結果は、前回のブログをご覧下さい。

その試験中に起こったハプニングをお届け致します。

それは、法規の試験前に起こりました。

法規の試験には法令集の持ち込みが可能な為、法規の試験前に法令集チェックがあります。

法令集には、マーカーやページ数等の記入しか認められていません。

しかし、私は鉛筆で文章の解説をほぼ全ページに書き込んでいました（笑）

法令集チェックをやり過ごすことが出来れば勝ちです。（試験には負けましたが…）

いざ！勝負の時！

このときの為に試験監督にバレない様に文字と文字の間に小さく書いたりしていました。

とうとう、私の順番が回ってきました、ドキドキしながら平然を装っていました。

なんと！奇跡的に回避する事が出来たのです！

去年は、しっかりバレました（笑）

ルンルン気分で残りのチェック時間が過ぎるのを待ちます。

いや～、ドキドキしましたね。

私の勝ちです！

なにか、前の方から視線を感じます。

嫌な感じがします。

恐る恐る、前の方に目を向けると試験監督３人と目が合います。

あー、終わった。

悟りました（笑）

３人の中の一番偉そうな人が隣にやって来ました。

もー、ごまかせません。

私は覚悟を決めました！

頭を深々と下げ

お願いします！

流石の試験監督も苦笑いです（笑）

しかし！ニコニコしています！

乗り切れそうです！

試験監督「私じゃ判断できないから責任者に確認するね。」

やめてくれー！責任者に確認したら絶対ダメって言われます！

もー覚悟は決めてます。

プライドもありません。

お願いします！

再度、深々と頭を下げます！

試験監督「ごめんね、他の人とハンデがあったらダメやけんね。」

この試験監督は何を言っているんだ！

ハンデがないと俺は受からんだろ！

流石に、諦めます。

５分後、責任者の方がやって来て、案の定ダメでした。

全部、消さないといけなくなりました。

しかし！責任者はその後帰っていきました！

チャーンス！

そー簡単に引き下がるわけにはいきません。

私が文字を消すのを見ているのは先ほどのニコニコの試験監督！

文字を消すのは不要なとこだけで、必要そうな文字は飛ばします。

ページをめくるのも５枚ずつです（笑）

何も言われません！

そーこーしていると、試験が始まってしまいました！

ここまで来たら勝負に出ます！

私「ここから先は書き込んでいません！」

試験監督「そーか！私も消すところ見取ったけんいいぞ！」

助かりました。

これで平和が訪れました。

しかし！

試験開始３０分くらい経った時でしょうか。

横に誰かがやって来ました。

先程の試験監督です。

じーっと、私が解いているのを見ています。

すると、解答用紙をトントンしてきました。

バレたか！

心臓が止まりました。

「ここ書けてないぞ。」

１問目が分からなった為、飛ばしていました。

よかったー

「ありがとうございます。」

危なかったぜ。

また試験を解き始めました。

しかし！

そのまた３０分後、また試験監督が横にやって来ました。

私の隣に５分程居座り、また解答用紙をトントンしてきます。

その時、まだ１問目を解いてなかった為、それかな？と思いました。

しかし、違いました。

今度は、「このマークの書き方じゃつまらん。ちゃんと塗りつぶせ。」

「わかっとる！」

歯の裏まで出てきました。（笑）

流石に言ってません。

その後も何回も私の横にやって来ましたが、何事もなく試験が終わりました。

ぎりぎりバレなくて安心しました。（目を瞑ってくれてる感はありましたが…）

来年はちゃんとバレない様にもっと研究していきます。

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